椿の花言葉「控えめな優しさ」「誇り」

興味深いのが、椿には裏花言葉というのが存在するらしい。

「罪を犯す女」

それはフランスの小説「椿姫」からきているそうです。
マルグリットという娼婦(いつも椿を身につけていたので椿姫と呼ばれていた)が、アルマンという由緒あるお家柄の青年と恋に落ちる。しかし、アルマンの父に、息子のことは諦めてほしいと伝えられる。マルグリットは彼を心から愛しているがゆえに彼から離れる。

アルマンは裏切られたと激怒。当てつけのように新しい恋人を見せびらかすが、マルグリットは気丈に振る舞い最後まで気高く生きたが、彼女は結核にかかっていて、一人寂しく亡くなってしまい、アルマンが事実を知るのは時がかなりたってからだった。

裏切りという罪ですね。だけどそこには深い愛情があったのだと思うと切ない想いです。愛しているのに、愛していないふりをするのは罪なのでしょう、きっとお互いとても苦しかったはずなので。

c.sakyou

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